七夕。

8月6日は旧暦の七夕。
太陽暦と太陰暦で1ヶ月と1日しかズレが無い。
（ちなみに新暦の月遅れの盆行事と本当の盆がほぼ同じなので祖先も迷わない事だろう）

で、本当の七夕。
牽牛と織姫が再会できる日。
梅雨時期ではないので、その姿を覗き見出来る（笑）。
織姫は織工として優秀だったので、転じて裁縫上手になれるように祈願する。
短冊に願い事を書くので、筆上手になれるように祈願する。
．．．今はそんなこと必要ないかな。



では、覗き見の方法。

夏の大三角は何となく判ると思う。頭上で明るい星で大きな“直角”三角形が出来るように探せばいい。
それがベガ（直角のところ）、アルタイル（遠い方）、デネブという星。
こと座のベガが織姫こと織女。わし座のアルタイルが彦星こと牽牛。
その間に天の川が流れているはず。
デネブははくちょう座のお尻の部分。大きな十字架を探せばはくちょう座。
白鳥は天の川に沿って飛んでいる。

この鳥の口ばしにあるのがアルビレオ。
二重星なのだが、実に美しい。宝石が二つ。
そこそこの望遠鏡なら観る事が出来るはず。
ぜひ。